福岡市中央区で開業して５０年。舞鶴の井口歯科医院です。

ごあいさつ

平成30年4月1日より、井口由利が父の由彰より井口歯科医院を継承いたしました。

井口歯科医院は由利の父である由彰が東京歯科大学卒業、勤務医経験後に昭和37年、天神4丁目に今のイオンショッパーズ福岡店があるところに開院いたしました。ショッパーズプラザダイエー建築による立ち退き移転に伴い大名2丁目昭和通りでのビル開業を経て、昭和56年に当地に移転し現在に至っております。由利の祖父である経敏は東京歯科大学卒業後に今の韓国慶尚北道安東にて開業引き揚げ後、日通の勤務歯科医を経て退職後は由彰と一緒に仕事をし、生涯現役の一生でした。

院長の由利は小倉にある福岡県立九州歯科大学を卒業後、大学院（保存修復学）で学位をいただきました。研究テーマは軟化象牙質（虫歯）の歯科用セメントによる再石灰化です。大学院終了後は助手として10年近く在籍して教育、研究、診療に携わり、1年間の米国（NY州立大学バッファロー校）留学での審美歯科の臨床実習ならびに歯科材料の研究を経たのち、市内での勤務を経て平成１５年より由彰と一緒に仕事をしてきました。

最近の研究によりますと、歯周病が糖尿病・肺炎や心臓疾患といった全身疾患に深くかかわっていることがわかってきました。噛むことは唾液の流出を促してう蝕や歯周病を予防するだけではなく、脳へ刺激を与えることもわかっています。虫歯菌の多くは2歳までの間に母親から母子感染します。現在、３歳児でう蝕に罹患しているお子さんは大変少なくなりましたが、永久歯がきれいに並びきれないお子さんが非常に多くなっています。お口の健康チェックが皆様の生活習慣を振り返るきっかけになればと思います。

一方、高齢化社会に伴って御自宅から歯科医院まで通院できない方も増えてきましたので、積極的に訪問診療を行っています。お口のケアは虫歯や歯周病の予防だけでなく、誤嚥性肺炎の予防に重要です。痛みや入れ歯の修理だけでなく、定期的なお口のケアだけでも訪問は可能ですので、御遠慮なく御連絡下さい。

井口歯科医院は今までも皆様のかかりつけ歯科として地域医療に貢献してきましたが、今後とも、よりいっそう皆様の健康増進、維持のお役に立ちたいと思っております。

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歯科医師

院長 歯科医師

井口由利　　昭和６２年　九州歯科大学卒業　　平成３年　九州歯科大学大学院修了　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（保存修復学専攻）

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